紙一重

こんにちは、大阪府豊中市で開業して30年以上の実績を持つウラノマッサージ曽根店の藤井です。

長い長い冬のトンネルを抜け、ようやく春の暖かな風に触れられるようになりました。
心地よい季節！そんな中、曽根店に転勤して早９ヶ月。

もちろん、通勤も慣れてはきましたが、「これは紙一重だぞ」という場面にも度々遭遇します。
温かく声をかけ、手を差し伸べていただき助かる一報で、かなりの勢いで飛び出してくる自転車にぶつかりそうになり、「ほんのわずかタイミングが悪かったら、大けがになるぞ」と思ったり、行き交う人に白杖を蹴られ挟まれ、「ほんのわずかタイミングが悪かったら、杖折られてるぞ」という場面にぶち当たったり、またそんな人達に限って急いで逃げ去っていかれてるような感じがします。

つい先日は、狭い路地から静かに出てきていた車がいたらしく、その車に激突！！
さらには、左足先にタイヤの転がる感触があったのです！
あと数センチ、いや数ミリのところで車に踏まれ、僕は今頃病院のベッドにいたのかも・・・？ と思うとなんだかぞっとします。

とまあ、腹立たしくもなり緊張の連続でもあるのですが、大好きな電車の揺れに癒されながら乗り切っている今日この頃です。
常に危険との隣り合わせの中、救世主が登場したのです。
ついについに、最寄り駅に可動式ホーム柵が完成！

島式ホームでもあり、同じ高さに新御堂筋の本線も走っていることから両側に電車が、さらには車の交通量も多く、あらゆる音が交錯し、緊張の連続でもありましたが、ホーム柵の登場はかなりの安心感を与えてくれ助かっています。大阪メトロでは2025年に開催予定の大阪関西万博までにはすべての駅に設置予定とのこと。
ホームからの転落事故を無くすためにも、ぜひぜひ実現させて欲しいですよね。

しかしながらホーム柵も設置は難しく、各鉄道会社で進んでいないのも現状です。
膨大な駅の数、ホーム柵の重さに耐えられるように駅の補強工事をしなければならない、駅によってはバリヤフリーの観点から高さも若干変えないといけない、さらに鉄道会社によっては一両の長さの異なる種類の電車があったり一両あたりのドアの数が違ったりなどなど、あらゆる工夫をしたり、なんといっても膨大な予算がかかります。コロナ禍の中、売り上げも落ち込み…なかなか進まないですよね。

とまあ、語れば語り尽くせない程色々なテーマがありますが、紙一重の緊張感からほんの少しでも救われるような世の中になれば、と常に思います。

ニュースを見ればコロナとウクライナの悲惨な現状…。
平和で穏やかな日々を切に望みたいものです。

さて、色々な思いを感じつつこの3/21よりウラノマッサージでの29年目のシーズンに突入しちゃいます。
コロナ対策の影響もあってか中々全体のコミュニケーションが難しくもなってはいますが、今は「チーム曽根」の一員として最前線を守るべく、日夜励んで行きたいと思います。

「がんば・がんば・がんばチーム曽根」！